おはようございます。
よしえです。
1949(昭和24)年のこの日、奈良県法隆寺の金堂(こんどう)から出火、貴重な壁画などを焼失したしたそうです。
この火災は、壁画の模写をしていた作業員が保温用に使っていた、電気座布団のスイッチを切り忘れたため に発生したものだそう。
今の時期ならではです。
他にも出火原因に諸説あったそうですがそれは割愛。
そして、これをきっかけに、文化財を火災や震災から守る目的として、「文化財防火デー」が1955(昭和30)年、文化庁と消防庁が制定されました。
本当に冬のこの時期はとても乾燥しています。
また、寒くていろいろな暖房器具が使われます。
他にも燃えやすい要素はそろっている。
それが冬なのです。
火災にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
タイトルの酉の市。
酉の市は、主に関東の神社で毎年、11月の酉の日に行われる年中行事のお祭りです。
商売繁盛・開運招福を願うお祭りとして江戸時代から続いています。
全国的なお祭りとはいえませんが、豪奢に装飾された熊手を扱う露店が、11月頃ニュース等で紹介されるのをご覧になったのでは。
特に浅草の鷲(おおとり)神社が有名。
私自身そちらには、お参りしたことはありませんが。
その酉の市では
「三の酉がある冬は、火事が多い」とまことしやかに言われています。
酉(とり)が天変地異を知らせると言われ、酉の日が3回もあるから注意を促すためと言う説があります。
他にも
・火をよく使う季節になる
・空気が乾燥する時期
・吉原へ行く男たちの足止め
などがあるそうです。
実際に火事が増えるかははっきりとせず、火事への注意換気として機能しているのかもしれません。
とにかく火の元にはご注意を!
よしえ